2018年9月23日日曜日

ペットは癒し

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最近、ここゴールドコーストではワンコの登録は60歳以上は無料になった。それだけ、年配の人にもペットを飼って欲しいということだ。もっとこの条例で子供たちがすべてペットを親の名前で登録することになり、60歳以上の人でペットを飼っている人の数がぐっと増えたことになるのだが。。。(笑)

日本でははっきりとは言わないが60歳以上の人がペットをもらいにいっても渡さないところがでてきているとFBでコメントをもらった。最後まで飼えないからと。

さて、それでは18歳なら、最後まで飼えますか? 高校を卒業し、大学に入り、下宿やアパートを借りたら、ペットを一緒に連れていくとは思えない。両親に預け、休みのときに戻ってくるだけ。。それでは28歳なら最後まで飼えますか? 結婚して子供ができたら、今までのようにペットを世話できますか? さて、高齢なら、人生がそう変わることはない、病気になる率は高いし、もしかしたら、死亡する確率も高いかもしれない。しかし、それは若い人たちの人生の変化と比べてあまり変わらない。

ペットは子供たちがそれぞれ独立したり、パートナーを亡くしたりした人たちの癒しとなる。日本は他国に比べて、ペットはあまり大事にされていないし、ぬいぐるみのような感覚で飼っている人もいる。それに、どこにも引き取られなくて、殺されるペットも多い。そんな国で今度は60歳以上を暗黙のうちに除外したら、もっと殺されるペットがでてくる。

かわいそうなペットたち、人間の都合で振り回されて、もらう人がいないというだけで、殺される。だったら、もっと、飼う条件を厳しくしたらいい。犬畜生なんていう言葉がまかり通り場所に生まれたペットたちはかわいそうだな。。と自分のワンコを見ながら思います。


2018年9月16日日曜日

白衣のない医療

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どこの国も異常気象。昨日泳げるくらいの温度になったと思ったら、今日は寒くて仕方がない。また冬に逆戻りのようだ。

最近ふと考えた。ここに来てから家庭医や専門医などの診察を受けたし、病院の救急外来にもいったことがある。でも、ここには白衣の天使もいなければ、白衣を着た医師もいない。

看護士は一応制服をきているが白衣ではなく、事務の人か看護士か区別がつかない。また、白衣を着ている医師をみたこともない。診察室にいくと、ベッドもあるし、医師は診察もする。しかし、白衣でなく、自分たちの好きな普段着をきている。だから、診察用のベッドを除けば、個室でビジネスミーティングをしているような感じだ。

私の手術をした外科医もあるときはスーツ、あるときはジーンズにセーターというスタイルで病室にあらわれた。知らなければ、患者をお見舞いに来た知り合いか、レントゲン技師なのか、リハビリの人か、ドクターかはわからない。

どうして、白衣が廃止されたかわからないが、ただ、緊張感はなくなる。ドクターというより、人と人という感じで、威圧感はない。

白衣になれた国から来た患者は違和感を感じるかも知れないけど、慣れると、かえって、白衣が不思議に思われるのが面白い。


2018年9月2日日曜日

自然と住宅と人間の調和

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少し病気の話から離れて、自然の話へ戻ることにします。

住宅地を作るとき、自然は破壊される。当然のことだ。しかし、この大きな土地では自然を残すこともできる。ゴールドコーストにあるxxレークはデベロッパーにより作られた住宅街だ。中には学校もある。この住宅郡の道路を隔てたところはゴルフコースだ。

何もなかったところにはじめは公園のようなものができたと思ったら、次は住宅、一個建て住宅、タウンハウス、マンション。。いろいろな形の住宅が3つの島の中にある。島は橋でむすばれている。島の周りは川のような湖のようなすなわち住宅は水辺に建っているのです。長い間に住宅がたくさん建って、すっかり、変わったにもかかわらず、その一番端にある湿地帯はそのままのこされている。その湿地には黒鳥、ペリカン、その他の鳥たちが生活している。そして、その間をその周りにすむ住人が散歩をしたり、ジョギングをしたり、サイクリングをしたりしている。中にはカヤックなどを楽しんでいる人もいる。川沿いに建つ家からは日の出か日の入りが見える。冬には川からたつ霧で、神秘的な光景が見える。もちろん、この住宅郡には外からも自由に入れる。私のように写真を写したり、ワンコの散歩に来る人もたくさんいる。

この美しい住宅郡にはさまざまな国籍の人たちが住んでいる。ただ、この自然を楽しむあまり、あるいは、自然のない国からきている人たちが湿地に住む鳥たちに人間の食べ物を与えたりするのを見るとやはり悲しい気がする。自然は自然のままが美しいのであって、人間が手を貸すべきではないと思う。自然のサイクルを壊すことになる。

黒鳥に赤ちゃんが生まれると、親が人間を威嚇するようになる。それでも、鷲などに、赤ちゃんを取られてなかなか育たなかったのが何年か前にようやくすべての赤ちゃんが無事成人してうれしかった。ワンコたちも200メートル以内にちかづかないよう決められている。

先日ひさしぶりにここに朝行ってみた。相変わらず美しい景色はかわっていなかった。