2018年11月4日日曜日

手術のあとの苦痛

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Photo: Keykodesign in My Clarence Valley
ジャカランタ


随分長くブログをご無沙汰してしまった。あたりはジャカランタが咲く春、しかしここの春は短く、すぐに夏になる。暑いクリスマス、そして、お正月に向かってまっしぐらだ。

病気はたいていの場合は、悪いところを除けば、元に戻る。私の場合は症状もなく太っているんだと思ってすごしたおおよそ10年。毎日、どうしてこんなにお腹が大きいのかわからず、ジムで汗かきながら、いつか平らなお腹になるぞと夢みていた。

4時間の手術でその夢が現実になった。夢にまで見た平らなお腹。体重もグーと減った。もちろん5キロの水袋を抱えていたから。タイトなスカートもばっちり。大きなウエストのスカートは落ちてしまう。着られなかったワンピースは努力しなくてもはいる。スリムな格好をしてあるけば、人の目も引く。もうお腹を隠す服はいらない。

え!これ誰だろう。で、どんな服を着ろっていうんだろう。本当に私かな?これからどんな格好をして会社に行けばいいんだろう。

ジムに戻った。ウエイト、自転車、クロストレーニング。。と少しやれば、体重は減っていく。食べるものも変わってしまった。食物の嗜好が変化してしまった。

もちろん体がついていけるわけではない。押されていた臓器が元にもどって、各臓器もびっくりしているんだろう。まずは過敏性大腸炎。その次は高血圧。次々と起こる体の異常にGPとの関係が濃くなっていく。ほとんど毎週問題があっていくからもう友人のようだ。

傷口は大分小さくなったが、まだ、思い出したように痛みがある。そして、その傷口を見るたびに手術のことを思い出す。

大きな手術のあとのこころのケアをどこかでしないと。癌で戦う人たちも本当に大変だろうなと。。病気の人たちの気持ちがよくわかるようになった。


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