2018年6月30日土曜日

ついに手術の日が決まった!!

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ついに手術の日が決まった。ここは病院を先生が借りる形で手術をするのだ。先生が病院に属しているわけではない。

え。。と、肝臓に関しての血液検査は。。ああ。。肝機能は正常ではない。。(もちろん、だから手術するんです)、あとは、感染もないし、腫瘍のなさそうだし、で、肝炎でも無さそうだし。。よかったね。そうかな??

じゃ。。次は手術の日。2つの病院でできるけど。いつがいいんですか。。先生、コンピュータをみて、あ!23日までどこも空いてない。ごめん。じゃあ。。23日に。僕ね、金曜日に手術してもいい。。と言った先生、カレンダーをみて凍っていた。ははは。。13日の金曜日だ。やめようね。ということで、14日の土曜日に私一人を手術してくれることになった。しかし、一人で手術はできない、手術室のあき、麻酔医、アシスタント、看護婦、すべての手配も手術する先生のオフィスがオーガナイズすることになる。

で、一応14日にきまり、また、説明が始まった。もうあまり知りたくない。グーグルできるし、知っていても、神経質になるだけだ。もっと悪いのは昔大学病院で翻訳をしてたから、いろいろな医学用語を知りすぎていて、論文などすぐ読めてしまう。あんな仕事をしなければ、意味がわからなく、何も考えなくて済むのに。。と。

でも、質問っていうから、「出血が起こったらどうするんですか」「僕は知らん顔して逃げたりしないから大丈夫だよ」え!!それ答え?! 

「のう胞が大きいからおなか切ることになるけど。。いい?」「え。。いやって言っていいわけ?」「それはない。。」だったら、聞くなって!!

「術後はICUに入ることになるけど。。みんなちゃんと世話してくれるし。。」「でしょうね。。じゃなくてはICUとは言わない!!」

「もし、胆汁の漏れや出血があったら、再度、口から管をいれて手術するから。。」いい加減にしろって!!

「君はオーストラリア人のようにタフ?タフだったら、4-5日で早く退院できるけど。。」「私はオーストラリア人ではなく、大和撫子!!、ゆっくり退院します」

会話にならないから、ワンコの話をして終わった。

ここは先生の費用は先払い。1週間前には払わなくてはいけない。死んだら払えないから。

ということで、パジャマを買ったり、家に買い置きをしたり、大変な週末になっています。しかし、呼吸が苦しく、胃が押されているのがわかるので、あまり気持ちよく週末をすごしているとはいえない。さて。。来週の週末は最後の週末。。ばたばたしそうだ。

2018年6月22日金曜日

動物と自然を守るために、買い物用スーパーのプラスチックバッグを禁止

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私の手術は来週決まる。遺書の手配もしたし、後は、ドクターと話しあい、手術の日を決めるだけになった。怖くないといえばうそ。怖くて仕方がないけど、私の力ではどうすることもできないので、運命を受け入れるだけと思い始めた。ただ、遺書を弁護士と一緒に作っていた段階で、あなたは火葬にするの、土葬にするの。。って聞かれて。。決められない。。で、少し息抜きに他の話題を。

ここクイーンズランド州では州の法律でスーパーのレジのプラスチックの袋は禁止することが決まり、違反したスーパーには罰金が課せられる。この国は罰金をつけて法律を守らせるのが得意だ。

軽いプラスチックバックは飛んで、海におちたり、ビーチにほって置かれたりする。それを亀が食べたり、いるかや鯨を含む海の生物が食べたりして消化できずに死んでしまう。調査の結果では30%の亀の死はプラスチックが原因だそうだ。ビーチを歩いている人の中にはそんなプラスチックを拾ってゴミ箱に入れている人たちもいる。

いろいろな利用の仕方があるし、プラスチックの袋は有用だという人、自然のためにすんなりと受け入れる人、現在は賛否両論だ。10日早くその法律のさきがけをしたスーパーではレジで再利用できる袋を売って金を儲けているとか。。の批判もでているが。。この美しい自然を守り、動物や鳥たちを守るにはやはりどこかでけじめをつけないと取り返しがつかなくなる。そんな点では政府が率先したこの運動はある意味では意義のあることだとおもう。

プラスチックでも普通のゴミ箱に入れて、燃やしてなくなるものは除外されている。たとえば、ワンちゃんのウンチの処理をするプラスチックバック。公園には市の計らいでプラスチックバックがおかれているから、それを使って、ウンチの処理をし、あちこちにおかれているゴミ箱の燃えるごみのほうに入れれば、それで、ビーチに風で流されていくことはない。

まあ。。プラスチックバッグもあればあったで、便利だけど、確かにあちこちに落ちているのは足に絡まったりしていやな思いをすることもある。なければないで、きっといろいろな工夫がこれから出てくるだろうから。。自然と動物のために私はお買い物バッグを車に積んでいつでも利用できるようにすることにした。



2018年6月16日土曜日

やっと、専門医の診察を受けられた!! 2週間は長かった。

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待ちに待った診察の日が来た。2週間は長かった。初めて会う先生。やさしいだろうか? 私の病気はどうなんだろう。。悩み抜いて、後はどうにでもなれの状況で診察を迎えた。どうしても最悪な状態が頭を離れなかった。

ここでは家庭医の紹介状がないと専門医にはみてもらえない。無駄な診察を避けるためだ。最初に紹介してもらった先生をネットで調べたら、レビューが思わしくない。そこで、再度、家庭医に戻って、自分で調べた先生を紹介してくれるよう頼む。やはり、納得した医師にかかりたい。私はこだわりが強いのかもしれない。

診察室から出てきた先生はすらーと背が高く、ハンサム!! この国は白衣をきている医師はいない。このくらいは楽しませていただかないと。病のことばかり気になる。ネットで下調べはすんでいたが身長とか顔は実際あってみないとわからない。オーストリアからオーストラリアに来た先生だった。肝臓の専門医としてネットにでていた。年は40代か50代前半。。まあ。。老眼鏡をかける前だから、手術は大丈夫だと思う。

この国では先生は患者がちゃんと理解できるまでは画像、スケッチ、。。すべてを使って、患者に説明して患者が理解するのをしっかり確認する。質問はし放題。先生にお任せしますは手術だけ。質問なしでは医師は患者がわかっているかどうかわからない。どんな馬鹿な質問にもしっかり答えてくれる。それが義務のようなものだ。

日本で母を看病しているとき、担当医に薬について質問したら、「僕を信じてください」と言った医師がいて、私は言葉がでなかった。宗教ではないのだから、そんな言い方はないのでは。ここでそんなことを言ったら、後でなにかあったときに訴えられる。説明してもらえなかった。と。。そして、そんな先生のところに行く人はいなくなる。

私の肝臓には4つののう胞と呼ばれる袋があり、2つはすごく大きい。もう肝臓を十分食べつくして残りはすくないと。アレ!! 肝臓を含めてすべて切り取らなければ、他の臓器が圧迫されて稼動しなくなる。え。。これを淡々と説明する医師はやはり外科医。ただ、これは感染症の危険もあるので、すべての検査を終えてから手術ということになり、手術の日付は2週間後に決めることになった。

感染は羊からくるとか。。羊について質問攻めにされたが東京で人生のほとんどを暮らした私が羊に接する機会なんてあるわけがない。「先生、東京には羊いないです」と。「そうだよね」

ということで、また、血液検査に戻されて、2週間待ちになった。

https://www.instagram.com/mj_luv_nature/

2018年6月9日土曜日

大変!! 病気だった!!

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 自然に抱かれてシリーズを書きたかったのですが、最近、病気だと診断がくだされてしまいました。

この国にいると、女性でもおなかの出た人はたくさんいる。妊娠ですかなんて聞いたら大変。本当はデブなだけでした。

私もあるときからお腹がでてどんなにジムにいって激しい運動をしてもお腹はへこまない。でも、まさか、お腹がでているからだけでは病院へはいけない。気にはなっていたのだが。。年かなとか、ダイエットしてみるかとかしか考えなかった。

最近、ちょっとしたことで家庭医(GPと呼びます)のところにいって血液検査をしたら、肝臓の値が悪い。。アレアレという間に超音波とCTスキャンを撮ったら、大きな大きなのう胞があることがわかった。あまりの大きさに卒倒しそうだったし、手術やいろいろなことを考えて一時は落ち込んでしまった。このお腹はすべてそのせいだった。

しかし、落ち込んでも、卒倒しても、私個人でどうすることもできないから悩むのはやめた。

後は、ドクターを信頼するだけ。この国は家庭医からの紹介状がなければ専門医のところにはいけない。すぐに予約がとれるわけでなく、2週間待ち、今週末やっと専門医の診断となる。その専門医と会うのが恐ろしいといえば、恐ろしいけど。。仕方がない。

一応は何かあったときのためにいろいろな準備をしてそれに臨むしかない。

ここに住む日本人のなかには日本に戻って手術をしますという人たちもいる。私は保険もないし、いまさら帰国しても同じかな。。と居直って、ここの先生を信頼することにした。日本に戻って手術しても助からない人は助からない。人の運命は私たち個人ではどうすることもできない。

大きな自然の中で小さな自分の無力さを感じる。


2018年6月3日日曜日

美しい自然に抱かれて

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 写真は経験があるけど。。ビデオはあまり経験がない。。それでも美しい海をビデオに撮ってみたかった。

ゴールドコーストの海は波の高い海と半島と島に囲まれたBroadwaterと呼ばれる波のない海がある。干満の差が激しく、満潮になるとビーチは砂浜がほとんどない。その代わり、引き潮になるとビーチがすごくひろい。このビデオは引き潮のときに撮ったものだ。

海は透けていてにごりはない。ビーチのごみは稀だ。あちこちにゴミ箱があるからそれに入れればいい。ぽこぽこ穴があいているのは海の生物が寝たあとか、カニの隠れ家だ。

ケアンズに行かれた方は気がついたと思いますが、海はマングローブで覆われ、泥のような感じの砂があり、白いビーチなどない。ここもほとんどもともとはマングローブの生息する海だったようだ。そこに砂を運んできたところもある。マングローブの生息する海はきれいで、いろいろな生物が生息するそうだ。

美しい海沿いに公園とその真ん中に道があり、若い人も年配の人も楽しそうに歩いていっる。すれ違いに”hello,” ‘Morning” “how are you?” と声をかけたり、ワンちゃん同士が仲良くなって、知らない人としばらく話し込んだりすることもある。中には話が進んでプライベートのことまで。。でも名前もいわずに分かれて、また、会ったり。この国は形式なしです。ワンちゃんを連れていると、小さい子供が近づいてきて、お母さんが触ってもいいかしら? どうぞどうぞ!!うちのワンコは子供大好きだから、なんて言って、触ってみて納得するとありがとうと。誰とでもスマイル、そして、会話。もちろん、今日は誰とも“話したくない”の雰囲気が出ている人も。それは個人個人。リラックスした人間関係です。

ビーチも歩く人、つりをする人、水上スキーの準備をする人。。さまざまだ。水着で寝転んで本を読む人、ピクニックをする家族、しっかり寄り添って話しが弾んだり、キスをしているカップル。かもめ、ペリカン、オイスターキャッチャー、アイビス。。オーストラリアダーター(日本の鵜の家族のようです)など、いろいろな鳥がいて見ていてあきません。ここには大きなショッピングセンターはそんなにないし、日本のような町並みもない、素敵なレストランも日本ほどあるわけではない、でも、この美しい海と砂浜しかないけど、この自然はやさしく人間の心を包んでくれます。

ワンコの散歩仲間の女性が朝陽に照らされたビーチと海をみて、「本当にこんなところに生まれてきてラッキーだわ」といっていた言葉が胸をついた。